緑の伝言/被爆樹めぐり
2014/01/21
今回からランダムにリビンズの活動記録を配信することになりました。
初回は、少し前のことになりますが昨年の11月9日に開催された「緑の伝言/被爆樹めぐり」の参加レポートです。(緑の伝言についてはこちら)
広島市では爆心地から概ね2km以内で被爆し、現在も生き続ける約170本を「被爆樹木」として登録しています。今回、樹木医の堀口力さんに案内していただきながら、爆心地から北東に位置するエリアにある被爆樹をめぐりました。人の手が加わっていない樹木の方が残っている、イチョウの木は火災に強く樹皮が黒くなっても芽吹く、170本の被爆樹木の内56本はクスノキである等々、興味深いお話を伺いながらの2時間でした。堀口さんは被爆樹木の種子を世界に送る活動もされています。「樹木は人間より長く生き続けます。被爆樹木やその種から育った樹木を目にすることが原爆を意識し続けることにつながります」との言葉が印象的でした。帰宅後、家族に被爆樹木のことを話しました。きっと、そんなちょっとした”活動”も大切なんだと思いました。
オオスミ