先ほどのヒトでのランプスタンド二つに囲まれているのは、貝殻のリースです。奥行きの浅い棚にぴったりな組み合わせです。
このリースの特徴は、なんと言っても壁にかけるのではなく立てかけるという簡単さにあります。 スタンドのようになっているのは、実は押し入れすのこ。 これに薄めの白い塗料を塗って、すぐに拭き取るとこういう木目は見えるが薄く白に染まった状態になります。
そして、すのこの一部分に透明なアクリル板をボルトとナットで固定します。 この時すのことアクリル板がぴったりではなく数センチ浮かした状態で固定できるように、長いボルトとスペーサーと言う管を使ってナットを締めます。
実際のリース部分は、アクリル板にグルーガンで貼付けて作るのです。色々な貝殻やヒトデ、白いモス(ドライフラワーの素材として販売)でリング形を作ります。平面的なリースなので、材料が少なめでもボリュームが出てくれます。 貼付けに失敗したり、季節が変わって違うリースにしたいときは、簡単に引っ張るときれいにはがせるのもこのリースの特徴です。
アクリル板が手前に浮いているので、陰が出来て厚みも感じられます。 |