生活を容れる入れ物である住空間には、様々な生活必需品が存在します。使い勝手優先ですべて見えるように置くのが良いかと言うとさにあらずで、すべて目に入ると煩雑さに探しにくくなる場合もあります。また、インテリアを意識すると、見えてほしいもの見えてほしくないものと
分けて考える方が良い場合があるのです。
そんなとき、収納家具にいれてしまうと考える時もありますが、ちょっと視線を遮るだけで、使いやすさはそのままでゴチャゴチャ感をなくす事ができます。
視線を遮るもので一般的なのは衝立です。 もちろん市販品でぴったりのものが手に入ればこれにこした事はありませんが、もしサイズ的にまたは色的にない場合、手作りと言う選択肢を考えてみてください。
今回ご紹介するのは、ホームセンターで安価に手に入る「プラスティック段ボール」と言う素材です。 1820mm×910mmの板状で売られていて(サイズは小さいものもあり)色もホワイト/半透明/黒/あか/黄色/緑/青など。特徴はプラステックで段ボールのように作られたものなので、耐水性があり中空構造なので断熱性もあり、何より軽く、文具用のカッターナイフで簡単に切れます。
上の画像は素材の木口のアップです。このように片面だけにカッターで切り目を入れると折り曲げできます。畳む事もできます。下の画像は半透明のものに糊付きの襖紙のほぼ中央部を丸く切り抜いたものを裏から貼っています。後ろに小さなテーブルとスタンドを置くとほんのり透けてお月様のようです。 |