最初の画像は、昔ながらの6畳の和室です。 この部屋がどうしてこんなにおしゃれになるかというと 天井の中央にある普通の配線から、そのまま灯具を高さ1mほどの低さにまで下げているだけの事なのです。
真下に小さな机が有り、そこに野の草や枝が生けられています。 小さなアイアンの骨董も添えられていて、 普通の部屋というより、隣り合わせる部屋への通路である事の多いこの部屋が、魅力的な場所になっています。 いわば、ホテルのエントランスホールのようなものです。
このように灯りの位置を変える事はとても印象を変えます。 一般に高い位置ほど全体的に明るくする訳で、低いほど部屋の隅に影の溜まりができます。このコントラストが、成功すると美しい陰影をもたらすのです。
最初にする事は、天井の照明を消す事。 そして、白熱灯(40W~60W)または電球色蛍光灯(12W~17W)の
照明を2~3カ所高さを変えて置いてみる事です。 手近なスタンドなどが使いやすいでしょう。
下の画像は、そうやってコーナーに置いたスタンドです。 ここにも少々のグリーンを添えています。 ランプとグリーンはとても相性がいいのですよ。
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